シーリング
シーリングはコーキングやシーラントとも言われます。シーリング材、シール材、コーキング材、 これも同じものだと思っていいです。
目地や隙間に充填して防水材として使用したり、クリーンルームで使用して気密性を高めたり、 接着剤として使うこともあります。また弊社では防虫の目的で使用することも多いですね。
何かと用途の多いシール材ですが、最も多い使い道はやはり防水材としてだと思います。シーリング技能士(シーリング防水施工技能士) と言う国家資格があるほどです。
ここでは目地の『シーリング打ち替え』の工程を紹介します。
施工前の状態です。
青いテープは写真を撮るためのマーキングです。
専用の機械を使用して既存のシール材を取り去っていきます。
プライマーを塗布します。
シール材を充填していきます。
目地に入っているグレー色のものはバックアップ材というもので、シール材の厚みを調整したり3面接着を防いだり する目的で使用します。目地が浅い時はボンドブレーカーというテープ状のものを使用します。
ヘラで平坦にします。
完了です。
とても簡単そうに見えますね。しかし、やってみると筆舌しがたい難しさがあります。